技術情報
製品ができるまでの流れ
弊社が保有するジャガードラッセル機では、多彩な柄の生地製造と少量多品種の製造が強みです。
最大3m巾の生地が生産可能で、通常時は1m巾x3または1.5m巾x2を1台で生産しております。
弊社で製造された生地は加工業者にてカーテンに仕上げられ、多数のメーカー、販売店にて展開されています。
ご参考に、生地生産の流れをまとめてみました。
生産を行う製品柄の元となる「紋紙」を編機の「ジャガード装置」にセットします。1.準備(柄替)
弊社設備では紋紙を変えることによって、短時間で柄を変更することが可能です。
紋紙変更と同時に「打ち込み」を変更します。
打ち込みとは簡単に説明すると生地の密度です。
商品の仕様に合わせ変更します。

準備が完了したらいよいよ生産開始です。2.生産
実際に編み、出来上がった生地を確認しながら糸のテンションや編機の生産速度など様々な微調整していきます。
これらは数値管理が難しく、作業者の長年の経験で調整していきます。
編機で生産した生地は全数「検反機」でキズや汚れなど問題が無いか目視検査を行います。3.検査
品質規格は柄ごとに設定されております。
検査工程で合格した生地は整理加工業者様へ出荷されます。4.出荷
柄ごとに指示された整理加工を実施され、お客様(インテリアメーカー)へ出荷されます。- 新規柄に関しては、お客様と打ち合わせを実施して仕様を決めさせていただきます。
量産開始前にサンプル品の制作も可能です。
まずはお問い合わせページからお気軽にお声がけください!